『新・荒野の七人 馬上の決闘』(BS12トゥエルビ)😉

Guns of the Magnificent Seven
105分 1969年 アメリカ=ユナイテッド・アーティスツ

シリーズ第1作『荒野の七人』(1960年)、第2作『続・荒野の七人』(1966年)は子供の頃から何度か地上波テレビの洋画劇場番組で観たことがある。
しかし、この第3作以降は主人公クリス役が変わり、テイストもクオリティーもガクンと落ちるためか、昔の深夜映画(1980年代頃までは地上波テレビにそういう番組枠があった)でも観たことがない。

そういう意味では、一昨年10月、BS12が第1、2作に続いてこの第3作、第4作をまとめて放送してくれたのは、ありがたいと言えばありがたかった。
当時の評論家に酷評されたのも致し方ないと思わせる出来栄えだが、60~70代のB級西部劇として一定の水準には達しており、最後まで退屈せずに観ていられる。

ユル・ブリンナーに代わる2代目クリスは名脇役として知られたジョージ・ケネディ。
ドンピシャリのハマり役だったブリンナーの存在感とは比ぶべくもないものの、6人のガンマンを指揮してメキシコ軍と激突するクライマックスではなかなか頑張っている。

ジョー・ドン・ベイカー、ジェームズ・ホイットモア、フェルナンド・レイなど、1970年代の洋画を賑わせていたバイプレーヤーたちを観られたのもうれしかった。
ただ、レイは本作の後、『フレンチコネクション』(1971年)で演じた麻薬王のイメージが強く、てっきりラストで裏切るだろうと思ってたんですけどね。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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