お正月の準備🎍

玄関のしめ縄

ゆうべ、晩ご飯を食べている最中、わかめスープをレースのテーブルクロスにこぼしてしまった。
すぐに拭き取ろうとして、あちこちにシミがあることに初めて気づいた。

レースだから目立たないのだが、よく考えてみれば、少なくとも父親が亡くなってから3年余り、一度も洗っていない。
そこで今朝、タオルやパジャマと一緒に洗濯機にかけて大失敗。

テーブルクロスを丸めて洗濯機に突っ込んだ時、その中にティッシュを箱ごとくるんでいたことに気づかず、洗濯が終わってみたら洗濯槽いっぱい紙くずだらけ。
おかげで洗濯槽を洗った後、もう一度洗濯をやり直さなきゃならなかった。

ただ、洗濯槽の掃除も3年余りやっていなかったから、年末の大掃除にはちょうどよかったかもしれません。
2度の洗濯が終わったら、近所のスーパー〈フジ〉へおせちと太巻きの買い出し。

「新春万福三段重」17800円と「迎春おばあちゃん太巻き」1700円

今年は先月まで母親の容態が安定しており、相変わらず食欲も旺盛。
これなら一日ぐらい施設から外出させ、家で親子水入らずの正月を迎えられるかと思い、先月のうちに三段重のおせちと太巻きを注文しておいた。

ところが、その直後、インフルエンザ警報を受けて施設が外出も面会も禁止に。
その上、お母さんも久しぶりに体調を崩し、急遽近所の総合病院に入院してしまった。

こうなったら、おせちも太巻きもひとりで全部胃袋に収めるしかない。
雑煮用の餅と出汁、間食用のみかんも買ってあるけれど、こちらもひとりで食べ切れなければ、余った分は東京へ持って帰ります(トホホ)。

石地みかん

ちなみに、広島の石地みかんは甘くて美味しい。
先月、お世話になった東京の友人に送ったら大好評でした。

里の家で〝ぼっち正月〟を迎えるのは3年連続3度目。
お寂しいでしょう、と人には言われるし、実際とても寂しいんですが、入院中のお母さんの容態が安定しているのが何よりの救いです。

そのうち、先になってもいいから、お母さんと顔を合わせて新年を迎えられますように。
このブログを最後まで読んでくださったみなさんも良いお年をお迎えください。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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