
今年も年末年始は実家で〝ぼっち生活〟です。
寂しいお正月にはなるけれど、3年前に父親が亡くなって以来、里で施設暮らしをしている87歳の母親に会いに行かずにはいられない。
お母さんは今月体調を崩し、郊外の施設から竹原市中心部にほど近い総合病院に移ったばかり。
我が家からも約0.5㎞とすぐそこの距離なので、きのうの午後に帰ってきたら、すぐ自転車をこいで面会に行ってきました。
お母さんは涙を浮かべて大喜び。
意識はしっかりしており、容態も小康状態で、まずはホッと一息です。
一夜明けたきょうは、少しでも気分のいいお正月を迎えるべく、午前中に家の大掃除。
仏壇に花を供え、玄関にしめ縄を飾ると、〝ぼっち〟でも多少は年の瀬らしい気分になる。
その後、玄関の掃除をしていたら、久しぶりにYさんが通りがかり、「お母さんはどうしょうてん? 最近は元気にしとって?」
Yさんは長年両親がお付き合いしていた隣人で、お母さんより3つ年上の90歳なのにめっちゃ元気がいい。
きょう面会した際、Yさんのことを母親に話したら、にっこり笑っていた。
老いて孤独な境遇になると、人とのつながりを実感させることが一番の良薬なのかもしれない。
ん?
それって62歳の俺にも言えることか。
