帰省したらまずお母さんのお見舞い👵🏥

今年も玄関にしめ縄を飾りました

今年も年末年始は実家で〝ぼっち生活〟です。
寂しいお正月にはなるけれど、3年前に父親が亡くなって以来、里で施設暮らしをしている87歳の母親に会いに行かずにはいられない。

お母さんは今月体調を崩し、郊外の施設から竹原市中心部にほど近い総合病院に移ったばかり。
我が家からも約0.5㎞とすぐそこの距離なので、きのうの午後に帰ってきたら、すぐ自転車をこいで面会に行ってきました。

お母さんは涙を浮かべて大喜び。
意識はしっかりしており、容態も小康状態で、まずはホッと一息です。

一夜明けたきょうは、少しでも気分のいいお正月を迎えるべく、午前中に家の大掃除。
仏壇に花を供え、玄関にしめ縄を飾ると、〝ぼっち〟でも多少は年の瀬らしい気分になる。

その後、玄関の掃除をしていたら、久しぶりにYさんが通りがかり、「お母さんはどうしょうてん? 最近は元気にしとって?」
Yさんは長年両親がお付き合いしていた隣人で、お母さんより3つ年上の90歳なのにめっちゃ元気がいい。

きょう面会した際、Yさんのことを母親に話したら、にっこり笑っていた。
老いて孤独な境遇になると、人とのつながりを実感させることが一番の良薬なのかもしれない。

ん? 
それって62歳の俺にも言えることか。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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