《きょう16日アップ&発売!》東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』592/【長嶋さん哀悼秘話】中日入団説から脳梗塞の前兆まで ミスターが残した謎

長嶋茂雄さんが生きている間にちゃんと聞いておくんだった。
6月3日の他界から半年余り、今も後悔することがある。

何しろ、1958年の巨人入団の経緯からして謎が多い。
ドラフト制度がなかった当時、南海(現ソフトバンク)は立教大の長嶋さんに「栄養費」月2万円を渡していた。

大卒初任給が8000円の時代にである。
実際に現金を渡していた南海の選手、立大の先輩・大沢啓二氏が明かした話だ。

それにもかかわらず、長嶋さんが巨人を選んだため、「読売は南海以上に金を積んだのでは」と後々まで噂された。
ところが、長嶋さんは87年、作家・井上ひさし氏との対談でこう話している。

「金だけのことだったら、中日に行きましたね」

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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