
広島県竹原市長選挙が14日に告示され、わが故郷で選挙戦が始まった。
15日から期日前投票が始まっており、21日に投開票が行われる。
竹原市民の母親にも投票所の入場券が届き、東京の拙宅に転送されてきた。
母親は老人健康保険施設に入所中、広島県にインフルエンザ警報が出ていることもあり、投票に行くことはできないのだが。
候補者は無所属現職の今榮敏彦氏(65)と無所属新人の元竹原市議・平井明道氏(46)。
僕は個人的に知遇を得た今榮さんを応援しているけれど、今は東京都民、新宿区民なのでやはり投票はできない。
竹原市政については不勉強なので、ここで両候補の政策について言及することは控えたい。
ただ、どちらも喫緊の課題として挙げている人口減少については、僕も大変心配している。
現在の人口約2万2000人の竹原市は、広島県下で最も早く消滅する可能性の高い市と言われる。
市長選の告示を伝えたNHK総合テレビのローカルニュースでも、「この30年で30%以上人口が減っている」と強調していた。
独り身の僕の場合、今後は故郷での終活も選択肢に入ってくる。
父親と同じ89歳まで生きるとすれば、これから27年後の2052年だ。
その時、竹原はどうなっているのか。
今回の市長選の勝者には、そうした未来を見据えて市政の舵取りをしてほしい。
