『コカイン・ベア』(Netflix)😉

Cocaine Bear
95分 2023年 アメリカ ユニバーサル・ピクチャーズ
日本配給:パルコ

麻薬密売組織が空輸中のセスナ機から大量のコカインをジョージア州の山中に落としてしまい、これをムシャムシャと食べたアメリカグマがラリって凶暴化。
ハイキングしていたカップルをはじめ、コカインの回収にきたヤクの売人、公園レンジャー、子供たちに次から次へと襲いかかる。

クマ被害が相次いでいる今の日本ではお勧めしにくいが、アニマルホラーとしてもコメディーとしてもそれなりによくできていて、1時間半、ゲラゲラ笑いながら観ていられる。
なお、落とされたコカインをクマが食べたところまでは実話通りですが、その後、人間に襲いかかったという事実は報告されていないそうです。

なお、ギャングのボスを演じた個性派俳優レイ・リオッタは本作の公開前、動脈硬化症のために67歳で急逝しており、エンドクレジットに追悼メッセージが出てくる。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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