柴先生のお墓参り

青松寺(柴先生の葬儀が営まれた昨年11月4日撮影)

きのうは新橋の萬年山青松寺へ、昨年84歳で亡くなった元慈恵医大教授・柴孝也先生のお墓参り。
巨人の一軍ディフェンスチーフコーチ・川相昌弘さんと私が一方ならぬお世話になった先生で、ポストシーズンと秋季キャンプが終了したこの時期、ようやく足を運ぶことができました。

柴先生の遺影と祭壇 川相さんはこの前で弔辞を読みました

柴先生が旅立ったのは昨年10月30日の朝。
川相さんから電話で連絡をもらった時、私は日本シリーズの取材中で福岡にいた。

この青松寺で葬儀が営まれたのは11月4日で、横浜スタジアムで日本シリーズ第6戦が行われる日。
告別式は午後2時頃までの予定だったので、私は東スポの記者に試合前取材を頼み、朝から青松寺に駆けつけた。

当日は、慈恵医大の関係者の方に続いて川相さんが弔辞を読んだ。
私はその背後にいて、時折声を詰まらせながら話している川相さんの声を聞いていました。

あれから1年、柴先生主催の新年会でご一緒していた関係者のSさんにお墓への案内をお願いし、川相さんとともに墓前で近況を報告。
川相さんの一軍復帰のニュースには、さぞかし喜ばれていたに違いありません。

柴家のお墓 背景に東京タワーが見える
せっかくだから記念写真も
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る