
北野武が自らの原作小説を映画化し、監督、脚本、編集、主演の1人4役を務めた時代劇超大作。
北野が豊臣秀吉に扮し、織田信長の跡目相続をめぐる明智光秀、徳川家康ら戦国武将との血で血を洗う暗闘が描かれる。
光秀に西島秀俊、織田信長に加瀬亮、徳川家康に小林薫、黒田官兵衛に浅野光信、荒木村重に遠藤憲一、千利休に岸部一徳などなどのオールスターキャスト。
製作費15億円をかけたという合戦もスケールが大きく、やたらと血しぶきを飛ばしたがる北野流の演出も、またかよ、という印象は拭えないものの、そこそこ見せる。
ただし、クライマックスとなるはずの本能寺の変のシーンは意外にあっさりと片づけられていて、正直、いまひとつ食い足りない。
信長と光秀の最期も、北野流の新解釈が観られるかと思ったのだが、こちらの期待が大き過ぎたかな。
オススメ度B。
A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨 D=ヒマだったら😑