《きょう12日アップ&発売!》東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』577/【長嶋さん哀悼秘話】歌舞伎の所作を採り入れた華麗なプレー それはミスターの生き方を現していた?

長嶋茂雄さんならではの華麗なプレーのひとつにサードの守備がある。
他界されて以来、現役時代の映像が何度もテレビで放送されたから、今時の若いファンでも見たことのある人は多いだろう。

ショート正面のゴロに猛然とダッシュし、走りながら一塁へ矢のような送球を披露して、右手の指先をヒラヒラ。
あの手付きは「歌舞伎の団十郎が花道で見えを切る所作を取り入れた」と、生前に自ら明かしていた。

しかし、このプレーを真似する選手はひとりもいなかった。
その理由について、「ミスタードラゴンズ」と呼ばれた名二塁手、元中日の高木守道氏はこう語っている。

「長嶋さん以外の選手が同じことをやっても全然サマにならないんですよ…」
この続きはきょうの東スポWEB(当ホームページ右下のバナーからアクセスできます)、及び夕刊の東スポ、中京スポ、大スポ、明日以降の九スポで御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る