
毎年、交流戦のたびに、パにはDHがあってセには無いという違いが議論の的になる。
DH肯定派は「セはパよりも遅れている」と言わんばかりだ。
ところが、DHを導入しようとしたのは、実はパではなくセのほうが先だったという。
第7代コミッショナー下田武三氏(元最高裁判事)が、著書「プロ野球回想」にこう書き残しているのだ。
「1973年に大リーグでア・リーグがDH制を採用した直後、日本でもセ・リーグがまずこれに着目して、その採用を検討していた。
ところが、パ・リーグがセ・リーグに断りなしに突如、75年にDH制を先どり採用してしまった」(抜粋)
セでDH導入を主張した急先鋒は巨人。
最大の目的は、引退を目前にした長嶋茂雄の選手生命の延命にあったという。
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