《きょう24日アップ&発売!》東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』571/【長嶋さん哀悼秘話】球史に隠された「DH長嶋」誕生プラン 元コミッショナーが突き止めた巨人の計画とは

毎年、交流戦のたびに、パにはDHがあってセには無いという違いが議論の的になる。
DH肯定派は「セはパよりも遅れている」と言わんばかりだ。

ところが、DHを導入しようとしたのは、実はパではなくセのほうが先だったという。
第7代コミッショナー下田武三氏(元最高裁判事)が、著書「プロ野球回想」にこう書き残しているのだ。

「1973年に大リーグでア・リーグがDH制を採用した直後、日本でもセ・リーグがまずこれに着目して、その採用を検討していた。
ところが、パ・リーグがセ・リーグに断りなしに突如、75年にDH制を先どり採用してしまった」(抜粋)

セでDH導入を主張した急先鋒は巨人。
最大の目的は、引退を目前にした長嶋茂雄の選手生命の延命にあったという。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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