今年も親父の紫陽花が開花中

きょう2025年6月13日朝撮影

竹原の家に滞在している間は、基本的に毎日、入院中の母親と面会する。
年齢相応に認知症が進んでいることもあり、なるべく頭と心の刺激になるようなものを持参しています。

今回、母親が最も喜んでくれたのは、わが家の庭の紫陽花をスマホで撮影した画像(上)。
生前の父親が丹精込めて育てたもので、僕は剪定以外に何の手入れもしていないのに、毎年数多くの花を咲かせる。

しかも、不思議なことに、父親の生前と没後では、花のタイプが異なっているのです。
父親が亡くなる約3カ月前、2022年6月はこんな花を咲かせていた。

2022年6月19日撮影

現在の咲きっぷりにそっくりですね。
この翌年は花をつけずにシーズン終了となり、根っ子の近くまで剪定して、もう咲くこともないだろうと思っていたら、2024年、予想だにしない満開となったのです。

2024年7月1日撮影

親父の紫陽花が今年もここまで見事な花を咲かせてくれるかどうか、母親ともども、楽しみに待ちたいと思います。
今年は7月上旬に仕事が立て込んでるから、枯れ始める前に帰省できればいいんだけど。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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