《きょう10日アップ&発売!》東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』569/【長嶋さん哀悼】現役時代に巨人に誘われていた DeNA田代富雄コーチのミスター追憶

「長嶋さんは俺にとって憧れ以上の存在だった。
あの方がいなかったら、今の俺はないだろうな」

DeNA田代富雄野手コーチ(70)はそう言いながら、横浜スタジアムのスコアボード上に掲げられた半旗を見上げた。

「俺、子供のころは巨人ファンでさ。
横浜じゃなくてジャイアンツの帽子をかぶってたんだよ」

そう語る田代コーチの現役時代、DeNAの前身・大洋に入団して3年目、二軍で首位打者と打点王となった1975年オフのこと。
同年、巨人監督1年目で最下位に沈んだ長嶋さんは、若手有望株の田代をトレードで獲得しようと動いた。

「その話なら、俺自身もチラッと聞いたよ」
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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