【きょう5日発売!】Sports Graphic Number 1121『名捕手の思考法/和田一浩&小笠原道大「私が捕手だった頃」』

発行:文藝春秋 2025年6月19日号 定価800円=税込

まさか、ノムさんの功績を回顧した特集号が、長嶋さんが亡くなった翌々日に出ることになるとは思いませんでした。
これもお二方の因縁による巡り合わせなのか。

Numberの編集さんによると、最近は昭和と平成の野球を振り返った企画が大変好評だとか。
僕も昨年9月に『星野仙一と仰木彬~リーダーに怖さは必要か~/新人に残した〝星野イズム〟』、今年1月に『イチローと松井秀喜の時代/対談・斎藤雅樹×村田真一「長嶋さんは太陽だった」』などを寄稿しています。

今回はその延長線上にある企画で、野村克也さんを中心に据えた捕手論の大特集。
僕はプロ入り当初、捕手をやっていた和田一浩さん、小笠原道大さんのインタビュー記事を執筆しています。

え? あの人たち、キャッチャーだったの? とビックリするファンも多いかもしれませんね。
しかし、捕手としての経験と学びは、のちに2000安打を記録した彼らの打撃と野球人生に大きな影響を与えていました。

野球ファンならより野球への興味が深まり、野球に興味がなくても思わず惹きつけられる(はずの)面白くてためになる和田さんと小笠原さんの貴重な証言。
是非御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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