『江戸川乱歩の美女シリーズ12 エマニエルの美女 化人幻戯』(BS松竹東急)😉

約109分 初放送:1980年10月4日PM9:02〜 製作:テレビ朝日、松竹
BS松竹東急 再放送:2025年5月25日PM3:00〜

推理作家の大御所・岡田英次が三浦半島の岬に建つ邸宅で開催するパーティーに天知小五郎と荒井注警部を招待する。
集められた顔ぶれはミステリー評論家・中条きよし、犯罪研究専門の大学教授・草薙幸二郎、岡田原作映画の主演女優・吉岡ひとみ、岡田の助手・江木俊夫などなど、どこか後ろ暗さを感じさせるキャラクターばかり。

翌朝、岡田の妻・夏樹陽子がベランダの望遠鏡から岬の断崖を見ている時、中条が身を投げる場面を目撃。
誰もが投身自殺と思い込んでいる中、天知だけが殺人であり、犯人はパーティーの参加者の中にいる、と断言する。

やがて、夏樹が夫以外の参加者の男たちと関係を持っていたことが発覚。
本作の彼女はサービスたっぷりで、乳房だけは吹き替えだが、艶めかしいベッドシーンでは今にもバストトップが見えそうなセミヌードを披露している。

それにしても、なぜ「エマニエルの美女」なのか、『エマニエル夫人』は1974年の映画だし、オマージュのような場面は全然出てこないじゃないか。
と思ったら、エンドクレジットの後、最後の最後に一世を風靡した『エマニエル夫人』の日本版ポスターを真似たワンカットが映るんだけど…感想は控えます。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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