竹原駅前商店街の火災現場🔥

駅前商店街の火災発生当時の画像 左側が〈とんかつ義〉(知人提供)

4月30日朝方、僕も帰省した際に足を運ぶ竹原市の中心部で、相次いで2件の火事があった。
最初は朝6時55分頃、竹原町の竹原葬祭近くにある木造アパートの2階から出火し、アパート2棟が全焼している。

続いて8時半ごろ、今度はJR竹原駅前でもっと大規模な火災が発生。
7棟が全焼、6棟の一部が燃え、僕も何度か通った〈とんかつ義〉、地元では有名なお好み焼き屋〈鉄焼人〉など、8軒の店舗が焼失した。

竹原のような小さな町では「大火事」と言っていい火災だったにもかかわらず、死者やケガ人はひとりもいなかった。
これこそ、文字通り不幸中の幸いだろう。

現在の火災現場

きょう、早速自転車で火災現場に行ってみると、一月前に地元の知人と杯を交わした〈とんかつ義〉は跡形もない。
それなのに、手前のアーケードの屋根の一部、店の幟が残っているのが何とも不思議だった。

報道によれば、最初の火災は木造アパートの2階、次は空き店舗から火が出たらしい。
地元の知り合いに聞くと、火災発生当時はどちらも住人や出入りしている人はいなかったことから、付け火(放火)ではないかと噂されているそうです。

早く出火原因が究明されることを祈っています。
〈とんかつ義〉〈鉄焼人〉など、焼け落ちた店すべての営業再開と合わせて。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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