広島駅ビルが新しくなったのはいいけれど

高速バスかぐや姫号の車窓から望む新駅ビル(今朝10時過ぎ)

長らく続いていた広島駅の再開発工事が大詰めを迎え、新駅ビルの全容が姿を現した。
これまでは、大阪駅や名古屋駅と比べると、規模もデザインもいまひとつ洗練度に欠ける印象があったので、とりあえずいいことかな、とは思う。

が、いつも竹原からマツダスタジアムへ通っている身にとっては、非常に不便になったことがひとつ。
広島駅で芸陽バスの高速バス〈かぐや姫〉号から広島バスの路線バス・洋光台団地行きに乗り換える際、バス停が今までよりもかなり遠くなったんですよ。

かぐや姫号はいつも広島駅ビルの向かい側の手前、やや路面電車駅寄りのバス停に停まる。
広島バスの13番停留所は駅ビルのほぼ正面、いったん地下道をくぐり、上がってすぐのところにあったので、歩いて1分とかからなかった。

それが、今回の再開発に伴うバス停のリニューアルで、広島バスの停留所が13番から23番へ変更。
かぐや姫号の停留所から、広島駅ビルを通り越し、郵便局前の23番まで歩かなければならなくなった。

実際の場所を知らない人には実感がつかみにくいだろうが、要するに、新しい駅ビルの端からもう一方の端まで歩き、さらに駅ビルの隣の郵便局まで歩かされるのである。
所要時間はわずか3分とはいえ、これまでの3倍の距離に伸びたのだから不便極まりない。

何だ、そんな下世話な話題がきょうのBlogネタか、と言われちゃうかな。
でも、何かこのバス停の場所変更がどうにも腹立たしくて、納得できなくてねぇ、一度ここに書いて憂さを晴らしたかったんです。

などと内心でブツクサ言いながら、きょうは朝10時5分、八丁堀発のかぐや姫号で竹原の実家へ帰宅。
午後は近所のうどん屋で天ざるを食べ、まったり、ゆったり過ごしました。

〈手打ちさぬきうどん長太〉の天ざる1150円
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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