巨人戦取材と階段の上り下り⚾💦

今朝の東京ドーム前

きのうも書いたように、巨人戦の取材規制が緩和されたことに伴い、またコロナ前のように東京ドーム独特の〝運動〟をしなければならなくなった。
東京ドームの構造上、グラウンドは地下1階、ネット裏の記者席は地上2階に位置しているため、取材するには2階分の階段を上り下りする必要があるのです。

試合前の練習中に最低1回、オープン戦は試合中にドーム内部で先発投手の囲み取材が行われるのでまた最低1回、さらに試合後は監督会見や活躍した選手を取材するため、また最低1回、計3回は階段を往復する。
コロナ前はこれが面倒臭くてね、試合中の囲み取材など、それほどネタになるような投手でなければサボっちゃうことも結構あった。

しかし、コロナ禍の最中、この囲みがリモートになってしまった時期は、アナログ世代ゆえに要領がわからないし、質問するタイミングも取りづらいしで、正直なところ、ろくな取材ができなかった。
当時を思えば、対面囲みが復活したのはまことにありがたい。

だから文句を言っちゃいけないんだけど、セ・リーグの球場ではハマスタ、マツダ、バンテリン、甲子園と4球場でエレベーターが使えて、神宮はグラウンドレベルに記者席があるから、階段を上り下りしなくて済む。
というわけで、A先生のような年寄りにとっては、コロナ後の巨人戦は一番肉体的な負荷の大きい現場なのです。

なお、試合中の投手囲みでは、きのうの戸郷、西舘もきょうのグリフィンも、しっかりハキハキとコメントしており、開幕に向けて手応えを感じているようでした。
今回の楽天3連戦に先発した投手3人が開幕カードの阪神3連戦に登板する予定だから、明日の先発投手も好投すれば、勝ち越しが見えてくる、かな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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