神宮、ドーム、また神宮⚾️🏟️

昨夜の東京ドーム

きのうは久しぶりにゲーム取材のハシゴをやりました。
当初は神宮球場でデーゲームのヤクルトー日本ハム戦を取材したら飲みに行く予定だったんだけど、試合途中で約束した相手から、夜7時スタートを1時間遅らせてほしいとの連絡が。

だからといって、いったん帰宅する気にもなれず、ちょうど東京ドームで夜6時からナイターの巨人ーロッテ戦をやっているから、そそくさと移動。
正直、投打ともにボロボロだったヤクルト戦を見たあとで巨人の試合を見ると、強いなあ、と思いましたね。

ヤクルトの先発・小沢は5回2本塁打を含む5安打4失点と大乱調で、「何をやりたいのかわからない」と高津監督が酷評。
これに対して巨人の先発・山﨑伊は6回4安打1失点の好投でしっかりゲームをつくった。

野手ではドラフト3位新人・佐々木が2安打1盗塁と気を吐き、先制のホームを踏んでいる。
一方のヤクルトは打線も湿っていて、散発4安打無得点と、46イニング連続でタイムリーが出ていない。

高津監督は試合後、「打てなさ過ぎる。作戦のしようがない。このままじゃ(開幕したら)大変なことになる」と、今は亡き師・ノムさんばりの大ボヤキ。
この先、打線が上向くことはあるのかと気になって、きょうもまた神宮へ足を運びました。

今朝の神宮球場

そうしたら、一夜明けたきょうはヤクルトが日本ハムに圧勝。
打線が日ハムの拙守にも助けられて13安打8点と爆発すれば、侍ジャパンに選ばれた高橋も五回途中まで4安打1失点(自責2)と合格点の好投だった。

試合後の高津監督も、細かい注文を付けながら、本拠地最後のオープン戦での大勝にホッとした表情でしたね。
ただ、3時間以上もかかったロングゲームになっちゃったのだけはいただけませんが。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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