霧雨の中、巨人-阪神でオープン戦開幕☔⚾

最も霧雨が降っていた六回途中

きょうは予定通り、朝9時過ぎに1週間寝泊まりしたホテルをチェックアウトして、オープン戦の開幕戦、巨人ー阪神戦が行われるセルラースタジアム那覇へ。
これは公式戦の開幕カードなので、言わば本番の前哨戦でもあります。

地元沖縄、全国から大勢詰めかけた両チームのファンサービスのため、先発メンバーには主力級がズラリ。
顔見世興行を兼ねているとはいえ、どんな展開になることやらと期待していたら、いきなり初回からゲームが壊れてしまった。

阪神の先発投手・伊藤将に巨人打線が襲いかかるや、打者12人7安打の猛攻で、一挙7得点。
しかし、こんな展開になってもオープン戦はオープン戦だから、阪神・岡田監督は伊藤将を降ろすことなく、セカンド中野のエラーもからんで、早くも一方的な展開に。

阪神もその後、佐藤輝が巨人の2番手・赤星から特大の右越え本塁打をかっ飛ばすなど、それなりに見せ場を作ったものの、結果は9-4で巨人の勝利。
オープン戦に勝ち負けは関係ないとはいえ、巨人にとっては幸先のいい出だしだったことは間違いなく、選手にとっても自信になったはず。

それはそれとして、試合中盤、シトシトと降り始めた霧雨には参りました。
一応、ネット裏記者席の頭上には日除けの庇がついており、耐えられないほどではないものの、小さな雨粒が体もパソコンもスコアブックも濡らして、まったくもって不愉快なこと。

ところが、試合が終わり、ゆいレールで那覇空港に向かっていたころには雨雲が去り、陽が射してきた。
もっと早くやんでくれよと思っていたら、今度は帰京便が飛行機到着遅れのために20分の遅延だと、やれやれ。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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