お湯が出ないよ、イヤイヤよ~♪な年越し🛀♨

ホテル大広苑

2年ぶりに竹原の実家で迎えた年越しはトラブル続きである。
インフルエンザの大流行で施設にいる母親との面会、外出と外泊が禁止になった上、実家の電気温水器が壊れてしまった。

29日の夜までは普通に湯を沸かすことができ、庭の柚子をもいで柚子湯を楽しんだりしていたのだが、昨日の午後から本体内部で水漏れが始まり、まったく湯が出てこなくなった。
台所も洗面所も風呂も、いくらHの方向へカランを捻っても流れてくるのは冷たい水だけ。

仕方なく、きのう30日の夜は自転車で5分程度のところにあるホテル大広苑の大浴場で入浴。
久しぶりの大浴場は広々として心地よく、サウナでしっかり汗を流すこともでき、これはこれで悪くなかったけどね。

今朝の洗顔と髭剃りは、前日から台所のポットに目一杯入れておいた湯を利用しました。
とういうわけで、温水器が故障しても何とかやりくりはできるんですが、朝と夜は冷え込む年の瀬だけに不便でならない。

きのうのうちに地元のカスタマーサービスに電話をかけたところ、今朝9時前に東広島市から水道と電気温水器専門の業者が到着。
若い社員がすぐに水漏れを止め、手際よく部品を交換し、30分程度で作業を終えると、リモコンを再起動させてくれた。

首尾よくいけばほどなく湯が沸き始めるはずだったが、昼12時過ぎてもやっぱり水しか出てこない。
それならばと、自分で温水器本体の前カバーを開け、業者の指示に従ってコントロールパネルを操作してみたけれど、素人がいじってもウンともスンとも言わず。

そもそも、この実家の中国電機製造の電気温水器は1998年から販売されていたもので、とっくの昔に生産中止となっており、修理用の部品も底を突いたため、アフターサービスも廃止されている。
老朽化が著しいため、父親が亡くなる前から、僕が実家に滞在中、2度ほど今回のように湯が沸かなくなったことがあった。

そのたびに修理してここまでもたせたんだけど、どうやら本当の限界が来たらしい。
まあ、僕が実家にいないときではなく、いるときに水漏れが始まったから、そのぶん水道料金を無駄にしないでよかった、と思うことにしよう。

それではみなさん、よいお年をお迎えください。
われながら何を書いてるんだか…。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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