マツダスタジアムは燃えているか⚾️🏟️🔥

15日朝、竹原の天候は雨

竹原の実家で父親の初盆を終えてから2日後のきのう15日、A先生は例によって芸陽高速バスかぐや姫号に乗り、広島市のマツダスタジアムへ向かいました。
ノロノロ台風7号の軌道がはっきりせず、広島が勢力圏内に入ったら中止の可能性もあった当日の朝、竹原は朝7時ごろから雨が本降りに。

ところが、かぐや姫号が山陽道に入ったら見る見る雨が上がり、これなら大丈夫だろう、とホッと一息吐いていたら、また午後から天候が急変。
午後2時ごろにはゲリラ豪雨のような土砂降りになったんだから、最近の天気はまったく読めません。

マツダスタジアムも一時激しい雨に見舞われたが、試合は無事行われた

グラウンドにはシートがかけられたため、カープの試合前練習は室内練習場で行われた。
おかげで間近に選手の練習ぶりを見ることができたけれど、球場のスタンドと違って風が吹き込まず、一種のサウナ状態に置かれたため、立っているだけでも全身から汗が噴き出してくる。

カープの練習が終わったころ、岡田監督をはじめ、阪神の面々を乗せたバスがマツダスタジアムに到着。
今回は元東スポ、現夕刊フジのI、現東スポのAなど、旧知の同業者が多く、昔話や近況報告で楽しく時間を潰すことができました。

その夜の試合もなかなかの熱戦で、初回にカープの大瀬良が阪神・森下の一発で2点を先制されるも、直後のその裏、カープも小園の2ランでたちまち2-2の同点に。
三回、大瀬良が3点を追加されても、打線が必死に追いすがり、五回に西川、代打・会沢の連続タイムリーで4-5と1点差に追い上げ、六回にはデビッドソンの同点ソロ本塁打で5-5のふりだしに戻した。

さらにこの回、小園、西川の連続タイムリーで2点を勝ち越し、ついに7-5と逆転。
九回には矢崎が無死一、二塁のピンチを招き、1点差に詰め寄られてヒヤヒヤさせましたが、後続を断って何とか逃げ切りました。

新井監督は試合後、「全員で掴み取った勝利」と強調してご満悦。
しかし、先発の大瀬良が5回もたなかったり、最近大活躍の上本が死球で途中退場したり、何かと気がかりな材料も多い。

カープが10連勝の勢いを取り戻してくれれば、ペナントレースももう少しは面白くなるんですけどね。
と思いながら、きょうも猛暑の中、マツダスタジアムへ取材に行ってきます。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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