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「選手がゾーンに入るというけど、監督やチームにもそういう現象があるんじゃないかな。
とくに優勝するシーズンは」

1998年、横浜(現DeNA)を38年ぶりの優勝に導いた監督、権藤博さんがそんな話を聞かせてくれたことがある。

「巨人相手に7点差引っ繰り返し、13-12で逆転勝ちしたゲームがあった(98年7月5日)。
あんな試合はやろうと思ってもできない。優勝する年はああいうすごい勝ち方をする時が何度かある」

そういう年は、采配もよく的中するそうだ。

「次はこれ、次はこれと、出すサインが完璧に当たった。
とくに谷繁(捕手)に出す配球のサインが。
そんな時は、間違えたらどうしようか、そういう迷いや怖さをまったく感じないんだ」

今季のDeNAと三浦監督は、まさにそういう「ゾーン」に入ったのではないかと思わせる。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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