ポタリング、ウォーキング、サイクリング

左が新調したサロモン、右が2年間履き込んだトッポ

運動というものはたまにたっぷりとやるより、なるべく日を空けずに少しずつでもやったほうが身体にいい、と言われる。
例えば僕の場合、ロードバイクのサイクリングはたまにしかできないからと、いつも50㎞は走るようにしているけれど、身体が活力を取り戻す以上に疲れが溜まり、それを翌日も引きずることが多い。

5月は雨やら仕事やらで、そういうたまの運動をする日も作れずにいたのだが、この4日間、うまい具合に軽く身体を動かす機会に恵まれた。
まず木曜日、当日のBlogにも書いたように、アレックスモールトンで皇居周辺を17〜18㎞のポタリング。

翌日の金曜は巨人の二、三軍を取材に行き、京王よみうりランド駅からジャイアンツ球場までの坂道の往復を含め、歩いた距離が6.733㎞(9626歩)。
結構距離を稼げたのは、最近新調したばかりのサロモンのスニーカー(上の画像左・1万7600円)に負うところが大きい。

この2年間、トポアスレティックのスニーカー(上の画像右・1万9800円)を愛用していたところ、そろそろ靴底のゴムが薄くなってきたように感じられたため、買い替えを決断。
僕がいつもスニーカーを購入しているのはトレッキングやスキー用品の専門店・石井スポーツで、ここは毎回、店員が僕の足の形状とサイズをちゃんと測ってからお勧めのシューズを提案してくれる。

トポの同じモデルも見せられたが、今回はより厚底のサロモンを選択。
これが、歩行距離の長いファーム取材で大いに役立った、というわけ。

ただし、トポもまだしばらくは履けると石井スポーツの店員に言われたので、翌日の土曜はこれを履いて新宿へ。
小守スポーツマッサージ療院でいつもの施術を受けるついでに、ふだんの外出にもサイクリングにも使えるザックを探そうと、ワイズロード新宿本店、石井スポーツ、アルペントーキョーなどを歩いて回って8.468㎞(1万2103歩)。

左からダブルストラップのノースフェイス、ワンショルダーのコロンビア、マスターピース

あれこれ見て回った結果、アルペントーキョーで見つけたノースフェイスのダブルストラップの小型ザック(画像左・8470円)を選択。
購入する際には、約20年ロード用に使っていたコロンビアのワンショルダーを担いで行き、容量が同じくらいか、太めのワイヤーロックが入るかどうかを確認した。

ダブルストラップにしたのは、ワンショルダーでは右肩に余計なストレスが掛かるようになっていたため。
細くて軽いワイヤーロックを入れていたころはそうでもなかったが、用心のために太くて重いタイプを使うようになってから、走っている最中に右肩からストラップがずれ、50㎞も走っていると肩がこるようになってしまったんである。

また、ふだんの外出に使っていたマスターピースのワンショルダーは、合成皮革の表面が水に濡れてからボロボロに。
これは2014年、ロンドン旅行用に高島屋で買ったもので、それなりに愛着もあるんだけれど、コロンビアともども、〝引退〟してもらうことにしました。

清砂大橋のたもとから荒川河川敷に入ったところ

きょうはこのノースフェイスの使い心地を確かめるため、正午前から荒川河川敷をサイクリング。
やはりダブルストラップはワンショルダーと違って均等に重みがかかるため、肩と背中に感じるストレスがかなり軽減される。

なお、今回は4日連続の運動で、にわか雨に降られたこともあり、29㎞漕いだだけでそそくさと帰宅。
本当は、毎日これぐらいの距離を走れればいいんでしょうけどね。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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