【きょう18日発売】東京スポーツ『赤ペン!!』374

今年の自主トレ報道では「減量」と「増量」というワードがトレンドになっている。
「減量」派の筆頭は新庄ビッグボスにダイエット指令を出された日本ハム・清宮で、103㌔から94㌔と9㌔落として、「動きやすくなった」と話していた。

一方、ソフトバンク・柳田の下、その清宮と佐賀で一緒に自主トレしているロッテ・安田は逆に、98㌔から103㌔へ5㌔増量。こちらは「一度増やして、(自分の打撃が)どうなるのかを見てみたい」のだそうだ。

さらに、石垣島で自主トレ中の巨人・中田は92㌔から109㌔と、一気に17㌔も増量。
ただし、本人に言わせれば現在の体重がほぼベストで、昨年までは腰痛で満足にウエートトレができなかったために痩せてしまったのだという。

減量と増量、どちらがプロの体調管理として正しいのか、一概には言えないが、大切なのは効果がないとわかれば方向転換する柔軟さだろう。
その意味で過去一番の成功例が…この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日朝の九スポ(掲載日は変更あり)で御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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