【きょう8日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』289

シーズンオフのプロ野球はストーブリーグ真っ盛り!
というフレーズはあんまり見かけなくなりましたけどね、最近は。

一昨日はDeNAからFA宣言した井納が巨人、ヤクルトと立て続けに入団交渉。
したかと思ったら、きのうは神宮球場で行われた12球団トライアウトに48歳の新庄氏、元日本最速投手の由規が参加して注目を集めている。

そうした中、僕が最も注目しているのは、ソフトバンクを戦力外同然で退団した内川聖一(38)が、来季はどんな復活劇を見せるか、です。
日本シリーズでソフトバンクに4連敗した巨人がどう巻き返していくか、と同じくらい興味がある。

そんなん、巨人が巻き返せるわけないやろ、などと言うてもしゃーないツッコミを入れないように。
えー、それで、ですね。

私もこれまでいろいろなタイプの打者にインタビューしてきましたが、内川ほどの独特の感覚の持ち主はほかにいません。
例えば、好打者は大抵バットを1種類に決めているのに、内川は形状も芯の位置も異なる3〜5種類のバットを使っている。

「それでも何かしっくりこないときは、試合中に他の選手のバットを借りたりしてます」と、平然と言うのだから驚いた。
ご本人曰く「なぜそうなるかと言うと」…以下略。

この内川独特の感覚を最も警戒していたのが、実は楽天時代の田中将大で…これまた以下略。
略した部分はきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、及び明日の九スポ(掲載日は変更あり)でお読みください!

【予告!】
今週11日(金)発売の紙面より、『球界平成裏面史・広島カープ編』をスタートする予定!
乞うご期待!!!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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