『ジャスティス・リーグ』(WOWOW)

(Justice League/2017年 アメリカ=ワーナー・ブラザース 120分)

この〈DCエクステンデッド・ユニバース〉シリーズ、劇場で見たことは一度もないが、WOWOWで新作が放送されるたびに見てしまう。
『マン・オブ・スティール』(2013年)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)に続いてバットマンとスーパーマンが共闘し、DCのヒーローたちと組んでステッペンウルフ(キアラン・ハインズ=声)という悪役に立ち向かう。

一番魅力的なのはガル・ガドット演じるワンダーウーマンで、彼女を主役に据えた『ワンダーウーマン』(2017年)はシリーズ随一(唯一?)の傑作だった。
脇を固めるメンバーでは、頼り甲斐があるのかないのかわからないフラッシュ(エズラ・ミラー)のキャラクターも面白い。

が、前作で死んでいながら、いけしゃあしゃあと復活するスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は相変わらず粗暴で不遜で鼻持ちならないマッチョマン。
スーパーマンと言えば、1978年のクリストファー・リーヴ版がベストだと思っている私としては、どうしても好きになれません。

オススメ度C。

ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2019リスト
※A=ぜひ!(^o^) B=よかったら(^^; C=ヒマなら(-_-) D=やめとけ(>_<)

7『ザ・リング2[完全版]』(2005年/米)C
6『祈りの幕が下りる時』(2018年/東宝)A
5『ちはやふる 結び』(2018年/東宝)B
4『真田幸村の謀略』(1979年/東映)C
3『柳生一族の陰謀』(1978年/東映)A
2『集団奉行所破り』(1964年/東映)B
1『大殺陣』(1964年/東映京都)C

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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